2007年 08月 25日 ( 1 )

20年前の写真集

先日写真集が知人から届いた。
20年前に買って衝撃をうけた写真集と同じだった。
華道家 栗﨑昇「飾花」という本である。当時の婦人画報とかミセスを飾っていた写真集。
写真は操上和美をはじめたくさんの写真家が名を連ねている。ADが長友啓典、イラストが黒田征太郎とすごいのだ。
20年の時を経てもまるで色あせない魅力があった。
アールヌーボーの花瓶<ガレやドームなど>をおしげもなく使って生けている。
あとがきに栗﨑昇の幼少時代のことが書かれている。
銭湯に行ったときの話だ。
「ハダカになって、湯けむりの中へ歩いていったとたんに、私を立ちすくませたのが幾つもの花。
どれも男達の背中に彫られていて、色濃く匂うぼたんの花にうすくれないの大輪芍薬、風に散った桜のはなびらが男の肌にふりかかっているなど、すべての花が湯けむりの中から、私に迫ってくる」

こんな体験をした人が生ける花はすばらしく官能的なのだ。
長くなったが絶対おすすめです。まだ販売しているらしい。

曲がりくねり、からみあい、不思議な美しさを見せるカラーやチューリップ——花のもつかくされていた魅力を花師、栗崎昇がひき出して新しい花を創り上げた。
定価 4,725円(本体価格 4,500円)
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というわけで今日はページをとばして芍薬の花。
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by studiok2happy | 2007-08-25 06:33 | 2009 | Comments(4)